BM 定例 / 2026-08-13 / 議題 01

AIエージェントの社員化へ向けて

現在、AI社員を6名立てて動かしております。それぞれが担当領域を持ち、日次・週次・月次で自分から動いています。成果が出てきているので、チームとして正式に組み込んでいければと考えています。

ドライブ 運用=大竹(運営部) / 組織への反映=経営 今日の投げかけ 社員化へ向けた方向の共有方向 決着 アジェンダ側のチップで記録
01

6名が働いています。組織図には出てきません

7月26日に1人目、8月4日に6人目。それぞれが自分から動いています

7月26日に最初の担当へ名前を付けてから、8月4日までに6名になりました。それぞれが担当領域を持ち、 日次・週次・月次で自分から動いています。価格の見直し案を毎朝出す担当、施設の記載の食い違いを毎週さらう担当、 掲載面を月次で点検する担当がいます。

今までは10人いないとできなかったことが、2人とAIがあればできる。それが次の世代の組織図だと考えています。 2026-08-08 起案メモ

ただしこの6名は、いまのところ私個人の取り組みとして動いています。組織図には出てきません。 成果が出てきているので、そろそろチームとして正式に組み込んでいく段だと考えています。

この議題で決めたくないこと 人を減らす話ではありません。担当を増やす話でもありません。いま動いているものを、どこに置くかの話です。
02

AIを使うことと、担当を持たせること

1段目と3段目は、速さの違いではなく種類の違いです

AIの使い方には段があります。世の中で「AI活用」と呼ばれているものの多くは1段目で、 今日の相談は3段目にあたります。

図 / 3つの段 作業を速くする 要約・下書き・整形 道具 判断のしかたを書く 何を良しとし、何をしないか 規範 担当領域を持つ 定例で動き、検収を通る 組織の単位 多くの「AI活用」が指すのはここ いま6名が立っている段

1段目と3段目は、速さの違いではなく種類の違いです。3段目に入った時点で、 話は道具の導入から人員の配置に変わります。

1段目は道具です。速くなりますが、組織の形は変わりません。2段目で変わるのは、 判断のしかたを文書にして外に出せるようになったことです。何を良しとするか、何は絶対にしないか、 迷ったらどちらに倒すか。これを書き下すと、それを持った担当が作れます。

3段目に入ると、話は導入の可否ではなくなります。責任範囲があり、定例で動き、成果が人の検収を通る。 これは人員の配置と同じ形をしています。

03

6名の担当と、その持ち場

名前・領域・権限・動いている頻度

名前は職掌に付けています。声や手法には付けません。呼ぶ側が仕組みの名前を覚えなくてよい状態にするためで、 擬人化そのものが目的ではありません。

担当領域権限動いている頻度
Peter売り方と予約(料金・在庫・配信・予約)L1 毎朝/週次/月次
Frank施設の実体(設備・現地・台帳)L1 毎週火曜
Brandon外に出る表現(掲載写真・掲載文)L0 毎月1〜5日
Curtis会員様・オーナー様との対話(公式LINE 夜間)L2 毎晩21時〜翌9時(着任準備中)
Blackシステムと環境(無人稼働の運行・台帳)L1 毎週水曜
Mr.Mask記録の決着(正本の食い違いを裁く)L2 毎週火曜(登録前)

このほかに1名が引退しています(担当領域が重なったため統合)。名前は消さず、空席として残してあります。

権限は4段あります L0 指示を受けて実行する / L1 自分で気づいて提案する。実行は承認後 / L2 決めた枠の中だけ承認なしで実行し、事後に報告する / L3 枠も自分で判断する。 昇格は人が決めます。AI社員が自分で自分を上げることはできません。
04

承認は全部、1人を通っています

この議題の核心。増えるほど、1点に来る件数が増えます
6名の承認とレビューを通す先の数 1人 L1 は実行の前に承認が要り、L2 は事後にレビューが要ります。いずれも私1人を通っています。 担当が増えるほど、この1点に来る件数が増えます。
図 / いまの置かれ方と、置いた後 いま 大竹 承認・検収 Peter Frank Brandon Curtis Black Mr.Mask 組織図には現れません 代理も引き継ぎも決まっていません 増えるほど、1点に来る件数が増えます 組織図に置いた後 YHR 組織図 管掌(運営部) AI社員 / 現員6名・空席2 権限 L0〜L3・昇格は決裁事項 管掌をどこに置くか ── これから詰めます 枠があると、代理・引き継ぎ・昇格が決められます 個人の取り組みではなく、会社の機能になります

右の点線の枠は空けてあります。組み込むとなったときに、管掌をどこに置くかを詰める部分です。

これは能力の問題ではなく、置かれている場所の問題です。組織図の外にあるものは、管掌も代理も引き継ぎも 定義されません。私が動けない期間があれば、6名は止まります。会社の資産としても計上されていません。

いま

個人の取り組み

  • 組織図に現れない
  • 承認と検収は1人
  • 代理と引き継ぎが未定義
  • 権限の昇格を決める場がない
置いた後

会社の機能

  • 組織図に枠がある
  • 管掌が決まる
  • 代理と引き継ぎが決まる
  • 昇格が決裁事項になる
05

減るのは作業で、判断は減りません

次に足りなくなるのは、作業をする人ではありません

10人でやっていたことが2人とAIでできる、という言い方をします。置き換わっているのは作業の量です。 判断・検収・責任の量は減りません。担当が増えれば、承認を出す件数はむしろ増えます。

図 / 何が減って、何が減らないか 10人でやっていた頃 作業 判断 2人 + AI社員 作業 判断 判断は減らず、担当が増えるほど件数は増えます

帯の長さは量の関係を示すための図で、実測値ではありません。

そうすると、次に足りなくなるのは作業をする人ではありません。出てきたものに責任を持って 「これでよい」と言える人です。組織図に置くとき、担当そのものより先に検収の側を決めておく必要があると 考えています。

うまくいっているかの見方 指標は1つに置いています ──担当が増えるほど、私に来る判断が減っているか。 増えているなら、設計が間違っているという読み方をします。
06

HR の組織図とは別に、YHR で先に試す

実験区として置き、回ったものだけ渡します

HR では組織図の改定が進んでいます。人の配置として整えていただく形はそのままで、 YHR は同じ組織図の上で、空いている箱を先に埋める実験をさせてほしいと考えています。 回った箱だけを、後から渡せます。

置きたいもの中身
枠の名称AI社員(呼び方は決めていません)
管掌運営部
現員6名(うち2名は着任準備中)
権限L0〜L3の4段。昇格は決裁事項にする
空席2つ(オーナー報告 / 経理)
見方担当が増えるほど、承認に要る手数が減っているか
図 / 席の埋まり方(2026-08-08 時点) Peter 売り方と予約 L1 / 日次 Frank 施設の実体 L1 / 週次 Brandon 外に出る表現 L0 / 月次 Curtis 会員様との対話 L2 / 着任準備 Black システムと環境 L1 / 週次 Mr.Mask 記録の決着 L2 / 登録前 空席 オーナー報告 空席 経理 空席 統合により1名が引退 名前は残してあります

空席は「まだ立てていない担当」です。名前が付くと「その担当は普段何をしているのか」を 必ず一度問うことになり、それまで誰も見ていなかった仕事が出てきます。Frank を立てた週に、 施設の記載漏れが14件見つかりました。

対外的な面にも触れておきます。AI活用という言葉は社内でも出ていますが、 現物を指して「もう働いています」と言える状態は多くないように思います。今日の決議ではありませんが、 置き方が決まれば言えるようになります。

07

ご相談したいこと

決を採る場ではなく、方向を共有させてください

まず何より、いま6名が実際に動いていて成果が出ている、というところをご覧いただければと思います。 そのうえで、これをチームとして正式に組み込んでいく方向でよいか、ご意見をいただきたいです。

  • 管掌は運営部で始め、まず YHR で試す形を想定しています
  • 対外的に「AI社員が働いている」と言うかどうか。言う場合、どの面から出すか
  • 空席2つ(オーナー報告 / 経理)を、今年のうちに埋めにいくか
  • 外に出るものは当面すべて人が目を通す形(L0)を維持します
この議題で決めたいことではないもの 人を減らす話ではありません。担当を増やす話でもありません。日々の運用の細かい設定は運営部で進めます。 ここでご相談したいのは、社員化へ向かってよいかという方向だけです。
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