現在、AI社員を6名立てて動かしております。それぞれが担当領域を持ち、日次・週次・月次で自分から動いています。成果が出てきているので、チームとして正式に組み込んでいければと考えています。
7月26日に最初の担当へ名前を付けてから、8月4日までに6名になりました。それぞれが担当領域を持ち、 日次・週次・月次で自分から動いています。価格の見直し案を毎朝出す担当、施設の記載の食い違いを毎週さらう担当、 掲載面を月次で点検する担当がいます。
ただしこの6名は、いまのところ私個人の取り組みとして動いています。組織図には出てきません。 成果が出てきているので、そろそろチームとして正式に組み込んでいく段だと考えています。
AIの使い方には段があります。世の中で「AI活用」と呼ばれているものの多くは1段目で、 今日の相談は3段目にあたります。
1段目と3段目は、速さの違いではなく種類の違いです。3段目に入った時点で、 話は道具の導入から人員の配置に変わります。
1段目は道具です。速くなりますが、組織の形は変わりません。2段目で変わるのは、 判断のしかたを文書にして外に出せるようになったことです。何を良しとするか、何は絶対にしないか、 迷ったらどちらに倒すか。これを書き下すと、それを持った担当が作れます。
3段目に入ると、話は導入の可否ではなくなります。責任範囲があり、定例で動き、成果が人の検収を通る。 これは人員の配置と同じ形をしています。
名前は職掌に付けています。声や手法には付けません。呼ぶ側が仕組みの名前を覚えなくてよい状態にするためで、 擬人化そのものが目的ではありません。
| 担当 | 領域 | 権限 | 動いている頻度 |
|---|---|---|---|
| Peter | 売り方と予約(料金・在庫・配信・予約) | L1 | 毎朝/週次/月次 |
| Frank | 施設の実体(設備・現地・台帳) | L1 | 毎週火曜 |
| Brandon | 外に出る表現(掲載写真・掲載文) | L0 | 毎月1〜5日 |
| Curtis | 会員様・オーナー様との対話(公式LINE 夜間) | L2 | 毎晩21時〜翌9時(着任準備中) |
| Black | システムと環境(無人稼働の運行・台帳) | L1 | 毎週水曜 |
| Mr.Mask | 記録の決着(正本の食い違いを裁く) | L2 | 毎週火曜(登録前) |
このほかに1名が引退しています(担当領域が重なったため統合)。名前は消さず、空席として残してあります。
右の点線の枠は空けてあります。組み込むとなったときに、管掌をどこに置くかを詰める部分です。
これは能力の問題ではなく、置かれている場所の問題です。組織図の外にあるものは、管掌も代理も引き継ぎも 定義されません。私が動けない期間があれば、6名は止まります。会社の資産としても計上されていません。
10人でやっていたことが2人とAIでできる、という言い方をします。置き換わっているのは作業の量です。 判断・検収・責任の量は減りません。担当が増えれば、承認を出す件数はむしろ増えます。
帯の長さは量の関係を示すための図で、実測値ではありません。
そうすると、次に足りなくなるのは作業をする人ではありません。出てきたものに責任を持って 「これでよい」と言える人です。組織図に置くとき、担当そのものより先に検収の側を決めておく必要があると 考えています。
HR では組織図の改定が進んでいます。人の配置として整えていただく形はそのままで、 YHR は同じ組織図の上で、空いている箱を先に埋める実験をさせてほしいと考えています。 回った箱だけを、後から渡せます。
| 置きたいもの | 中身 |
|---|---|
| 枠の名称 | AI社員(呼び方は決めていません) |
| 管掌 | 運営部 |
| 現員 | 6名(うち2名は着任準備中) |
| 権限 | L0〜L3の4段。昇格は決裁事項にする |
| 空席 | 2つ(オーナー報告 / 経理) |
| 見方 | 担当が増えるほど、承認に要る手数が減っているか |
空席は「まだ立てていない担当」です。名前が付くと「その担当は普段何をしているのか」を 必ず一度問うことになり、それまで誰も見ていなかった仕事が出てきます。Frank を立てた週に、 施設の記載漏れが14件見つかりました。
対外的な面にも触れておきます。AI活用という言葉は社内でも出ていますが、 現物を指して「もう働いています」と言える状態は多くないように思います。今日の決議ではありませんが、 置き方が決まれば言えるようになります。
まず何より、いま6名が実際に動いていて成果が出ている、というところをご覧いただければと思います。 そのうえで、これをチームとして正式に組み込んでいく方向でよいか、ご意見をいただきたいです。