YAMATO / BM定例 共有資料 — 制作物の棚卸し & 担当切り分け案2026-06-20 / 大竹

制作物の棚卸しと、これからの組み立て方

Claude Code を運用に組み込んで以降、私(大竹)の側から発信する制作物が短期間で大きく増えました。本資料で全体を一度俯瞰し、柏崎さんと私の担当ラインを明文化することを提案します。
本日の目的は「全体像の共有」と「線引きの合意」です。個別の制作物の良し悪しの議論は別の場で行います。

47
公開サイト
14
対象施設
8
月次ドキュメント種
13
定期自動化
89
専用スキル

01 なぜ、一つ一つの確認をやめるのか

結論を先に言うと、確認の対象を「成果物」から「判断基準そのもの」へ移したい、という提案です。なぜそれが必要なのか、背景から共有させてください。

前提

制作物が、指数関数的に増えている

私の側から発信できる制作物は1年前の数十倍に。これからも増え続けます。前提が「人間が見切れる量」だった頃とは、状況が変わっています。

作っても、作っても、湧いてくる
詰まり
大竹(生産) → 流れる → 柏崎さん(全数検査)
旧来のやり方

検品ライン方式は、もう詰まる

これまでの確認は、出来たものを一つずつ見て通す「検品ライン」。優れた方式ですが、量が数十倍になると最終チェックの一人がボトルネックになり、私も発信のたびに止まる。お互いの摩擦が最大化します。

転換

検査を「成果物」から「判断基準」へ移す

流れの手前に分類器を置く。明らかにダメなものは自動で弾き、通過したものは各レーンへ流れる。柏崎さんは全数検査ではなく、分類器そのものを設計・更新し、通過品をたまに抜き取りで見る。基準を一度直せば、以後の全出力に効きます。

02 担当切り分け案 — 3レイヤー

前項の通り、全数検査ではなく「誰の目に触れるか」でレビューの深さを3段階に分けます。「重要だから確認する」と「だから逐一ゲートを置く」を切り離すのが要点です。

LAYER 1

世界観のコア

柏崎さん:内容レビュー必須 / 大竹:実装
会員・オーナーが直接触れるもの、ブランドの語り口そのもの。世界観の一貫性が崩れると取り返しがつかないため、公開前に柏崎さんの目を通す。
  • 会員ガイド(12施設)12
  • 会員ハブ/お知らせ3
  • オーナーポータル/月次レポート3
  • VOICE_TONE / DESIGN_GUIDELINES 更新2
  • 新規施設のローンチ素材案件毎
LAYER 2

大枠ディレクション

柏崎さん:方向性合意のみ / 大竹:判断・実装・公開
一般顧客・新規問い合わせ層に触れるもの。骨子と表現の方向性だけ合わせ、細部は私が判断して進める。
  • OTAレター(5施設)6
  • 一般向けLP(コレクション拡大等)3
  • 料金表(一般向け)1
  • 施設バーチャル探索1
  • 案件単位の提案資料5+
LAYER 3

運用・社内ツール

大竹完結 / 共有のみ
社内・運用スタッフ・OTA担当・私自身しか触れないもの。ブランド面での確認は不要、稼働状況だけ共有します。
  • 社内ポータル/運用コンソール7
  • 清掃スタッフ用カレンダー4
  • 料金・予約ダッシュボード3
  • 個人ダッシュボード/引継4
  • 定期自動化(同期・通知)13

03 制作物は、どのレイヤーに分布するか

公開サイト47件をレビュー深さで分けると、大半は運営・社内(L3=大竹完結)。柏崎さんの目が要るL1はごく一部です。だからこそ全数検査は過剰で、L1に集中するほうが理にかなっています。(件数は概算)

8L1 世界観のコア
7L2 大枠ディレクション
32L3 運用・社内

04 種別ごとの一覧 — HTMLの外側で動いているもの

公開サイト以外にも、ドキュメント生成・画像生成・契約書・自動化が継続的に動いています。種類と本数の把握用です。

Excelドキュメント生成 8種類 / 月次

  • オーナー月次レポート(6施設)
  • 月末精算伝票(KHR/YHR分割)
  • BM推進会議ログ
  • 定例MTG議事録(複数)
  • ハブExcel(施設別マスター)
  • 稼働率分析・予約抽出
  • 請求書・宿泊料金内訳
  • 市場調査レポート

画像・ビジュアル生成 15スキル

  • ブランドポスター(GPT Image 2)
  • LINE配信画像(縦長1080×1350)
  • Hero+SNS+Header 5枚連作
  • 間取り図(手書き→カラー)
  • 図面→室内パース
  • 写真リタッチ・スタイル変更
  • コンポジット合成
  • コンセプト図・関係図
  • favicon・アイコン

契約・公式文書 5種類

  • 契約書(運営委託・賃貸借・会員権・NDA等)
  • 請求書(緑ヘッダー和式)
  • 稟議書
  • 残業・休日出勤申請書
  • 議事録(オペミ・定例)

定期自動化 13ルーティン

  • AirHost 予約同期(日次 7:00)
  • 直近予約LINE通知
  • 週次レポート更新(月曜)
  • 朝ブリーフィング
  • 日次ログ生成
  • AirHost在庫同期
  • 料金SoT監査
  • Slack依頼キュー処理
  • ヘルスチェック(PC間)

05 施設 × 制作物 カバレッジ

施設別に、どの制作物が揃っていてどこが手付かずかを一覧化しました。九十九里・真野・麻布台・川久あたりに今後の優先投下先が見えてきます。

施設会員ガイドオーナー月次清掃カレンダーOTAレター料金SoT専用ハブ
館山 Atelier
渋谷 Core
南房総 Sun Terrace
南葉山 Garden
京都
軽井沢 親
軽井沢 Core I
軽井沢 Core II
河口湖
九十九里
真野(Harumi)
逗子葉山 Atelier
麻布台 Lounge◐ ワインセラー
川久 Auberge◐ ロードマップ

● 構築済 / ◐ 部分対応・進行中 / — 未着手・対象外

06 提案 — 今後の組み立て方

BM定例で合意したいこと

① レビューの粒度を3レイヤーで固定する

L1(会員・オーナー直接体験+契約・ブランド画像)は柏崎さんレビュー必須。L2(一般・OTA向け)は方向性合意のみ、細部は私の判断で進める。L3(運用・社内)は共有のみで完結。この線引きを今日合意できれば、お互いの確認往復が半分以下になります。

② 私から柏崎さんへ「先に当てる順番」を固定する

L1案件は、完成形を見せる前に 骨子(A4一枚相当)の段階 で一度見ていただく運用にします。完成後にひっくり返るのが一番もったいないので、判断点を前倒しにします。

③ ブランド資料は VOICE_TONE_GUIDE に集約し、AIに同じ制約を渡す(=分類器を育てる)

避けたい言い回しは既に蓄積されています。柏崎さんから新しいNGや推奨表現が出たら、口頭ではなくその場で当該ガイドに追記する。そうすれば次回以降の私とAIのアウトプットに自動で反映されます(01でお話しした「分類器を調整する」の実体がこれです)。

④ 一旦の優先補完先

  • 九十九里・真野のオーナー月次レポート — 他施設と同水準に揃える
  • 麻布台 Lounge の会員ガイド/立て付け整理
  • 川久オーベルジュ — ロードマップから一般向け露出への橋渡し

柏崎さんへ — お願いしたいこと

・上記 ①〜③ の線引きを合意いただけるか
・日常の運営(L2/L3)は、事前ゲートではなく「気づいたときの方向補正」で関わっていただく形でよいか
・現状 L2 に置いているものの中で「やはり L1 として見ておきたい」案件があればこの場で移動させたい